2020年04月10日
簡単セルフケア☆耳揉み
みなさん、こんにちは!
治療室キノワ 松原(まつはら)です!
今日は「耳揉み」をご紹介します!
どこでも簡単にできて副作用がない安全なセルフケア法の一つです!
昔、耳つぼダイエットなどでとても有名になりましたが、ダイエット効果があるだけではなく、身体の不調にもオススメなので、ぜひお試しください☆
耳は「全身の縮図」と言われており、全身の臓器に対応するツボがたくさんあります。
中国では何千年も前から治療に組み込まれてきた歴史があるほど。
解剖生理学的には、耳の外側は交感神経(活動時や仕事中、戦闘モードの時に興奮、アクセルの役割をする)繊維が、耳の内側には副交感神経(休憩時、リラックス時に興奮、ブレーキの役割をする)繊維といった自律神経の繊維がそれぞれ分布しています。
こちらの写真を見ていただくとわかるように、耳は、胎児が逆さになった状態に似た形で反応点(ツボ)が存在しています。
(耳タブ側を頭にして、耳の外側が背骨、耳の内側が内臓側といった感じです)
耳の外側には肩、首、手、眼、足などのツボがあり、内側には、肝臓、肺、心臓、胃、大腸など内臓に関わるツボがあります。
ですので、直接的なアプローチが難しい場合にも、耳全体をもんだり、ゆっくりと引っ張ったり、反応点(ツボ)を刺激することで、自律神経に働きかけ、筋肉の血流促進、内臓の消化促進や代謝アップなどに繋がるのです☆
また、耳の周囲には、重要な血管・リンパ・筋肉があり、これらの流れが悪くなると、頭痛、顔のむくみ、めまい、耳鳴り、などの症状が現れやすくなります。
在宅勤務に切り替わり、慣れない姿勢での凝りや外出できないストレスが募る今だからこそ、手軽にできるケアを取り入れてみてくださいね!
それでは、耳揉みのやり方をご紹介します!
①耳を前後から挟み、ゆっくりと上下に動かす(少し押し当てるようにしてみてください 10~20回程度)
②耳全体をよく揉む
外側をまんべんなく揉み、内側は指を押し当ててゆっくりと動かします。
細かいツボにこだわらずに、全体を動かすようなイメージで行いましょう。
③耳を上下前後にゆっくりと引っ張る
持ち上げたり、顔面側、後頭部側、と順に引っ張ります。
痛気持ちいい〜感覚で、刺激してあげると良いですよ☆
初めは、触れてみて痛みを感じるところや硬いところ、伸びにくい方向などがあるかもしれませんが、赤ちゃんのように柔らかい耳を目指して、少しずつ続けてみてくださいね☆
※余談ですが、耳つぼ刺激で痩せる!とか、耳つぼダイエット!がなぜ効果があるといわれているのかというと、飢点・渇点という食欲を抑えるツボを刺激することや、自律神経の働きを整えてストレスによる食欲亢進を防いだり、内臓の働きを改善させて消化や代謝がアップし痩せやすい体になるといわれております。
上記にご紹介した耳揉みを続けることで、こちらへのケアも期待できますので、在宅勤務で太り始めたかも、、、と気にされている皆さんもぜひお試しくださいませ☆