2019年08月20日
なかなか治らないコリの原因はドロドロ血かも
こんにちは。
治療室キノワの鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の永田です。
今回は体を流れる血液についてお話していきます。
タイトルにもありますが、ドロドロ血という言葉は聞いたことがありますか?
長年のこりを感じている方や、体の疲れが取れない、鍼やマッサージを受けてもすぐに症状が戻る、重たい生理痛がある方はドロドロ血の可能性がありかもしれません。
東洋医学ではドロドロ血の状態を瘀血といいます
要因として脂質過多な食事や冷え、運動不足、ストレス、睡眠不足があります。
不摂生な食事や冷え、体を動かしていない運動不足はなんとなく血行を悪くしそうなイメージがありますよね。
ストレスや睡眠不足がドロドロ血の瘀血体質に関連していることには注目していない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ストレス♣
体はストレスなどの緊張状態が続くと血管が収縮し、上手に全身に血液を送れなくなります。
テスト前や大事な会議、発表を控えた前などに手が冷たくなった経験はありませんか?
日々の生活や仕事でストレスを感じている方や、周りの人よりもストレスを感じやすい方は注意が必要です。知らぬ間に慢性的な冷えとなりドロドロ血の瘀血体質にまで進んでいるかもしれません。
リラックスすることもドロドロ血解消の1つになります。
好きな音楽や香りを楽しむ時間や心が喜ぶことをするのがオススメです。
私、永田はラベンダーの精油を通勤時には持ち歩いています。人の多い電車での通勤がストレスになっていると解り、店舗に着き支度をする際にマイラベンダーを嗅いで癒され一度リラックスをして仕事モードへと切り替えをしています。
ストレスは人生のスパイスと言う言葉がありますが、多すぎても少なすぎても良くないそうです。
上手に付き合いたいですよね。
睡眠不足 ♣
睡眠不足でお悩みのお客様は治療室キノワでも多いです。
一般的に睡眠時間の平均は6時間から7時間と言われています。
睡眠不足状態だと体は脱水傾向となります、体内の水分が不足すると血液は凝縮しやすくなります。
生活リズムが崩れ、慢性的に睡眠不足の方も知らぬ間にドロドロ血の瘀血体質になっているかもしれません。
睡眠時間の少ない日は起床後に水分をとることがおすすめです。
喉が渇いた意識がないと水分を取らない方もいますが、日常生活でも喉の渇きを感じる手前に召し上がってみてください。
実際に治療にお越しになった方を診る際は舌の状態(舌診)、腹の状態(腹診)を行い瘀血の状態かを確認しています。
月経の血の中に塊りがある方も瘀血体質ですのでカウンセリング時に月経の事も伺っています。
瘀血の状態が少しでも良くなるように、鍼灸治療、オイルマッサージを行なっています。
皆様の日々がより良いものとなりますように。