2020年04月30日
シミの原因と対策!オススメのセルフケア
みなさん、こんにちは!
治療室キノワ 松原(まつはら)です!
お天気の良い日は、お家の中まで日差しが入り、とても気持ちが良いですね。
太陽の光を浴びることで、体内ではカルシウムの吸収を促進し骨や歯を丈夫にするビタミンDが生成されたり、認知症・うつ病・糖尿病の予防、免疫力UP、発がん抑制にも効果があるなど近年ではさまざまな報告がされています。
また、体内時計を調整し、目覚めを良くしたり、睡眠時に必要なメラトニンというホルモンの分泌にも影響を与えるため、私たちの生活リズムにとっても、大切な役割を担っています。
一方で、紫外線を浴びすぎることでの悪影響もあり、美容面ではシミやお肌のたるみを引き起こす原因でもあります。
5月以降の紫外線量は1年のなかで最も強くなる時期ですので、そろそろ対策が必要ですね!
というわけで、
今日は、シミの原因と対策についてです!
◾️シミの種類と一般的な原因と対策
1.炎症後色素性沈着(コゲ茶色のシミで、ニキビ跡などもこのシミにあたる)
→化粧品かぶれや、カミソリ負け、ニキビや傷が原因によってできます
肌に傷や炎症が起きた際に、メラニンを産生する細胞が刺激されることで、黒色メラニン(シミの原因)が生成されます
炎症が改善しても、メラニンは排出されずに色素沈着しシミになります。
時間が経つと消えるものも多いですが、美容鍼やフェイシャルケアなどでお肌の新陳代謝を良くし、ターンオーバーを正常化させていくと薄くなり目立たなくなります。
日焼け対策やメラニン生成を抑制するビタミンCの摂取も心がけていくと良いです!
2.老人性色素沈着(日光にあたる部分を中心にできるシミ 年齢により増える)
→これまで浴びた紫外線の積み重ねによりできる
紫外線を浴びると肌細胞はメラニンという黒色のカーテンを作り出し、お肌を守ろうとします。
通常だと肌の生まれ変わり(ターンオーバー)の働きによって、垢となり剥がれ落ちるものですが、排出しきれなかった黒色メラニンが色素沈着を起こすとシミになります。
紫外線量の多い時期(5~7月)には30分でも肌には大きなダメージとなり、家の中にいる時も注意が必要です!
日焼け止めや日傘などでの予防や、美容鍼・フェイシャルなどでターンオーバーを促進させること、ビタミンCや抗酸化作用のある食品の摂取を心がけることがオススメです!
3.肝斑(頬、目のまわり、鼻の下に左右対称にできるもの)
→婦人科系の疾患やホルモンバランスの乱れ、妊娠期にできるシミ。
ホルモンが正常な状態に戻れば改善されていきます。
ストレスの解消や、自律神経・ホルモンバランスの調整を行う全身治療がオススメです。
また、メラニンを過剰に産生しないよう日焼け対策も行っていくと良いです。
4.そばかす(斑点が鼻を中心に散らばったようにできる薄茶色のシミ)
→遺伝的な要因でできる。
成人になると消えるものも多いですが、美容鍼やフェイシャルにより肌のターンオーバーを改善させメラニンの排出を促すことや全身治療での血流改善で薄くなることもある。
⭐︎お肌の生まれ変わり(ターンオーバー)を遅らせる悪習慣を見直すだけでも、シミの改善につながります!
・睡眠不足
・お肌の乾燥
・夜のクレンジング不足 (化粧をしたまま寝る、メイクの落とし残しがある)
・偏った食事、栄養素の不足(特にビタミン類)
これらの中で思い当たることはある方は、少し気をつけてみると良いかもしれません⭐︎
◾️自宅でできるシミ対策セルフケア
今回は美肌・美白にオススメのこちらのツボを使って、自宅でできるシミケア(ターンオーバーの正常化)をご紹介します!
・巨リョウ(コリョウ):小鼻の外側から指2本分外側、瞳孔(黒目)の真下
・四白(しはく):瞳孔(黒目)から親指1本分下にある凹み
・瞳子リョウ(ドウシリョウ):目尻の外側にある凹み、目尻から約2ミリ外側
・下関(ゲカン):耳の穴から頬側に向かって指3本分のところ 凹みがあり、口を開けると盛り上がるところ
今回はこちらの楊枝鍼を使っていきます!
① 洗顔後、化粧水をたっぷりとお肌に浸透させてから楊枝鍼を使って、トントンと4点のツボを刺激します。
② 全体にぽわっと赤みがでてきたら終了
③ オイルマッサージをしても良いですし、普段使っているパック剤がある方は、この時に使用すると吸収率が高まりさらに効果的です
④ 冷水につけ、固く絞ったタオルをお顔の上にのせ、数分間お肌を鎮静させます
⑤ 乳液やクリームをつけ、お仕上げ
Fin⭐︎
時間がない時にはツボ押しだけでもオススメです!
これから紫外線が強くなる季節ですので、1週間から10日に一度の集中ケアに、ぜひお試しください⭐︎