2020年05月05日
かみしめとエラが張った時に重要な筋肉とオススメのツボ
こんにちは。治療室キノワの辻です。
本日は前回お話しさせていただきました、かみしめ・歯ぎしりの重要な筋肉やオススメのツボをご紹介します!
まず、重要な筋肉は3つあります。
①側頭筋・・・耳の中心より上から、こめかみの部分にかけてある筋肉。咬筋を支えている。
②咬筋・・・噛むための筋肉。頬や口周りの筋肉を支えている。
③胸鎖乳突筋・・・首をひねった時に首筋に斜めのラインが浮きでる筋。頭を前下方に引く。胸骨と鎖骨を挙上する。頚部を屈曲、側屈、回旋させる作用があります。
次に、オススメな3つのツボです!
①下関(げかん)・・・耳の前指2本分くらいで、頬骨中央のくぼみ。ツボを押したまま口を開けると顎の関節が盛り上がって触れるところ。
②頬車(きょうしゃ)・・・下顎の角から中指1本分顔の真ん中の方向、口を閉じてかんだときに筋肉が盛り上がるところ。
③翳風(えいふう)・・・耳たぶの後ろから少し下にあるくぼみ。押すと耳の奥に重みを感じるところ。
筋肉をほぐすと同時にツボも刺激することにより、緩和されていきます。また、くいしばりはストレスによるものもございますので、その際はストレスに効くツボも一緒に治療していくことができます!
また、生活習慣も関わってきますので、ご飯を食べるときは片方に偏らず両方で噛むことや横になっている時にいつも同じ方向が床で圧迫されていることもかみしめやエラが張りやすくなりますので、少しでも構いませんので意識してみてください。
鍼灸治療+αでご自宅でも、ストレッチや指・楊枝鍼でツボを押したり、グルグルと円を描くように動かしながらマッサージしたりなどセルフケアできますので、ぜひお試しください!